2005年07月29日

はっきり言って、あんた嫌いよ

89.don&shiho0000.jpg
「そんなこと言わないで遊んでよ、シーチャン」
「なれなれしいわね」
パスッ・・・しーちゃんの軽いネコパンチがドンに飛んだ。
「あんたが来たせいで、うちの大事な姉ちゃんのチーチャンも
妹のナーチャンも帰ってこんよ・・・」
「でもシーチャンは、みいママといつも一緒でいいやないか。
ぼくなんかママも兄弟もどこにいるのか、わからへん・・
大きくなったら、皆を守るから遊んでよ」

 ドンは、この日の誓いどおり、田舎に帰ってから皆を守った。

 1987年6月頃、おとーさんは、家の前にバスタオルを
敷いた上に座っている子犬を見つけた。

 仔犬は、貰い手が見つからないうちに、どんどん大きくなった。

 その頃、イワシクラ家では、みいと3娘、もんちゃん、ケロちゃん
6匹のキジトラと三毛のユッチ、チャトラのチャッチ、
8匹の猫の大所帯だった。

 チャッチは、おおらかな性格で、犬のこともなんとも
思わなかったが、他の猫は、皆犬が大嫌いだ。

 犬の方は、自分が猫だと思って、遊んで欲しくて
皆を追い掛け回している。うざい犬から逃れようと
高いところに上っている。
 
 犬もジャンプしようと上ろうとするのだが、上れず
ころんで、ドンくさいから、ドンという名前になった。

 皆で田舎に帰って、ドンは12歳で死んで、
いなくなってから、ドンのありがたみを皆知るのだった。

 ドンがいなくなってから、外猫が庭にくるようになって
皆いじめられるようになった。

 猫が好きで、気はやさしくて、力もちの犬だった。

 ありがとうね。ドン

 ゆっくり、おやすみ。

 

ニックネーム イワシクラ at 10:54| Comment(4) | TrackBack(0) | ドン(愛犬) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする